ソフケン賞 峯 愛実さん「あの日出会った」

第18回 世界絵画大賞展 2022 ソフケン賞「あの日出会った」F30号(アクリル)作者:峯 愛実さん

第18回 世界絵画大賞展 2022にて、ソフケン賞を受賞された峯 愛実(みね めぐみ)さんにインタビューさせていただきました。授賞式当日は写真撮影、後日、お電話でインタビューをさせていただきました。(聞き手・構成:はにわきみこ)


受賞作「あの日出会った」誕生ものがたり

(今回の受賞作についてお伺いしました)

この作品は、沖縄旅行の思い出から生まれています。

2021年の6月に沖縄を旅しました。那覇で話題のカフェを目指していたのですが、近道しようと山の斜面を登ったら、目の前に大きなガジュマルの木があらわれて……。

初めて見たガジュマルの木に、強い生命力を感じました。

それはちょうど午前中で、若々しい緑の中、光が降り注いでいて。

感動があり、ときめきを感じました。

その空気感を表現したいと思って——。

絵の中でブランコに乗っているのは、ガジュマルの妖精と言われるキジムナーを描いています。その時、キジムナーの姿を本当に見たわけではありませんが、でも、いかにも、その場で楽しくブランコに乗っているような、そんな感覚があったのです。

制作期間は、2022年の4月~5月の中旬で、世界絵画大賞の〆切前に完成しました。アクリル絵具で描いています。

高校生時代から本格的に絵画の道に

(絵を描き始めたのはいつ頃から……?)

絵を始めたのは、高校時代から。

静岡出身で、名古屋芸術大学に進学したことから、愛知県在住となりました。大学では、アートクリエイターコースを選択。油絵、彫刻、版画、リトグラフなど、興味のおもくまま作品作りに取り組みました。

コミュニケーションアートを学び、さまざまなワークショップを経験してきました。

幼稚園で子どもたちと共に行うワークショップ。

ホスピタルアートとしてがん患者さんのサロンでワークショップ。

ここでは、患者さんの思い出の話を聞いて「カルタとして、文字札と絵札のペアを作る」というものを行いました。サイズははがきより少し大きいぐらい。喜んでもらえて、とても嬉しい時間でした。

卒業後は、専門学校の美術の先生を

(現在の活動についてお伺いしました)

卒業後は、専門学校の美術の先生をしています。美術がメインの学校ではないので、美術の時間は他者とのかかわり、コミュニケーションを取る、こころの中を表す手段としての授業をしています。

現在は、はじめての子どもの出産を9月に控えて産休に入っていますが、2023年の4月からの職場復帰を今から楽しみにしています。

いずれは東京で個展を

(これからの目標や夢についてお伺いしました)

世界絵画大賞ははじめての挑戦でした。授賞式に合わせて3日間の東京の旅を楽しむことができて嬉しいです。次は、パラリンアート世界大会でのコンクール出品を予定しています。

将来的には、東京で個展をしたい。東京だったらたくさんの人に見てもらえると思うんです。そして、いずれは自分の絵画教室を持って、人に教えたいと思っています。

作っている作品は、四つ切り、キャンバスだったら、F40ぐらい。今回、ソフケン賞の副賞でいただいたフレームも、作品に使ってみたいです。


峯さん、お話をありがとうございました。最後に、峯さんのこれまでの作品受賞歴と、作品写真をご紹介させていただきます。見ごたえのある個展になりそうですね。今から楽しみです。

峯 愛実さん 主な受賞歴

  • 2008 平成20年度 第56回 高等学校美術工芸西部展:最優秀賞
  • 2008 RAD 干支のイラストコンテスト:佳作
  • 2009 第33回 全国高等学校総合文化祭三重大会:文化連盟賞
  • 2009 講談社フェイマススクールズ天使のイラストコンテスト:入選
  • 2012 TUNER AWORD 2012:優秀賞
  • 2018 NINTENNDO LABO#ラボ作品コンテスト:銀賞
  • 2018 平成30年度 平和に関するポスター展:佳作
  • 2020 パラアートTOKYO:入選
  • 2020 パラリンアート世界大会2020:遠藤彰子賞
  • 2021 あいちアールブリュット×アティックアート 株式会社ノベルティグッズ:ノベルティグッズ原画採用
  • 2021 パラリンアート世界大会2021:東海理化賞
峯愛実さんの過去の作品(1)
峯愛実さんの過去の作品(2)
峯愛実さんの過去の作品(3)
峯愛実さんの過去の作品(4)